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田中 利幸; 塩沢 周策; 大久保 実; 藤川 正剛; 茂木 春義; 鈴木 紘
Proceedings of European Nuclear Conference (ENC'98), 4, 5 Pages, 1998/00
高温ガス炉開発は、温室効果ガスの放出がほとんどない高信頼性かつ安定なエネルギー源確保の観点から非常に重要である。また、関連する高温分野の基礎研究は、将来の革新的基礎研究への貢献が期待されている。その目的達成のため、原子炉出口温度950Cの高温ガス炉であるHTTRの建設が原研により進められている。建設はほぼ完了し、系統機能試験が1996年及び1997年に実施された。HTTRは1998年11月に初臨界達成の予定である。環状炉心構成での核特性試験を実施するほか、全炉心構成後は核特性試験及び熱流動特性試験を実施し、性能確認及び解析コードの検証を実施する予定である。また、高温ガス炉の固有安全性を示す安全性実証試験も予定されている。HTTRは、高温ガス炉開発において安全設計及び経済性評価の国際協力を推し進めるための中心的役割を担うとして大いに期待されている。
大木 繁夫; Eric, F.*; Roland Sou*; Olivier Bo*; G'erald Ri*
Proceedings of European Nuclear Conference (ENC'98), 0 Pages, 1998/00
高速炉は様々なグレードのプルトニウム(以下Pu)を効率的に燃焼できる性能を有しており、長期的なPu貯蔵量増加の抑制は高速炉により効果的に達成することができる。Pu燃焼のための炉心は物理的振る舞いが通常炉心に比べ変わることより、設計の要求に耐えうる核データ及び計算手法の検証が必要となっている。本論文ではCEAカダラッシュの臨界集合体MASURCAを用いて行われたPu燃焼炉のPuベクターをパラメータとした積分実験(CIRANO実験計画)による計算コード及び核データの検証結果について示す。またORNL,Hanford,Geelで実施された240Puの共鳴領域断面積の最新の微分測定に基づく新評価データの影響について議論する。さらに、Pu燃焼型高速炉として設計研究の行われたCAPRA炉(レファレンス酸化物燃料炉心、ウラン無し窒化物燃料炉心)について、これら積分及び微分測定結果を適用し、それらによる炉心特性評価値への影響に関
大木 繁夫; Massimo Ma*; Peter Smit*; Robert Jac*; Roland Sou*
Proceedings of European Nuclear Conference (ENC'98), Vol.2, 0 Pages, 1998/00
高速炉はプルトニウム(以下Pu)を用いることによる最大エネルギー生産の鍵となるとともに、保管物質の潜在的な毒性の削減による環境に対する負荷軽減の性能を有している。CAPRA酸化物燃料レファレンス炉心は上記目的を達成するために設計され、開発の第一段階として大量のPuの消費が目標としてあげられている。これよりPu燃焼を効率よく行うための高いPu富化度(35%)が本炉心の重要な特徴となっている。本論文ではCEAカダラッシュの臨界集合体MASURCAを用いて行われたPu燃焼炉のための臨界実験(CIRANO実験計画)の中で、Pu富化度を段階的に増加させた一連の実験に関する解析結果について述べる。本実験解析によって、新しい高速炉設計のための核データ及び解析コードの妥当性の確認が行われるとともに、CAPRA酸化物燃料レファレンス炉心における許容マージンに関する情報が与えられた。